スタートアップ界隈に勤めている中で出会う人達は様々です。
突然突拍子もなくビッグでクレイジーな提案をしてくるアイディアマンとか、自由奔放すぎて意思疎通が図りづらいスーパーエンジニアとか…。
何と言っても、「1人ひとりの個性が強すぎる」。
私の経験上、優秀な人ほどクセがあるパターンが非常に多いです。
「優秀な仲間と一緒にプロダクトを作りたいけど正直扱い方が分からない!」
今日はそんな人に、私が仲間の能力を最大限に引き出しす方法を紹介したいと思います。
やるべき三箇条
1.ミーティングを毎日やる
ミーティングをやる理由
私は今まで、ミーティングなし・週1ミーティング・毎日ミーティングの会社を経験してきましたが、毎日ミーティングする会社の仕事が圧倒的に捗りました。
なぜなら、深くは関わっていない事業も含めて毎日話し合い、「会社の中で今何が起こっていて、どこに向かって進んでいるのか」を知り、フィードバックを貰うことで個々のモチベーションの維持にも繋がるからです。
また、他のメンバーが今何をやっているかを把握することで、勘違いやトラブルを未然に防ぐこともできるのです。
だから、ミーティングの中では全員1度は発言できる機会を与えてください。
ミーティングの内容
・今日のタスクと進捗報告
・明日のタスクとスケジュール
・今日新たに得た知見など
・フィードバック(疑問・質問など)
が最適な量と質だと思っています。
ミーティングの時間を毎日30分なり1時間なり取ることは面倒くさいですし、タイムロスにも感じるかもしれません。
しかし、優秀な人でも閉鎖的な環境に閉じこもっていてはいいプロダクトを生み出すことはなかなか難しいと私は思っています。
だから、このミーティングで様々な人と意思疎通を図り、新しい意見を取り入れることで、また新鮮な気持ちで仕事に励むことができるはずです。
2.やっぱり「ホウレンソウ」は大事
社会人の超基本ではありますが、「ホウレンソウ」(報告・連絡・相談)はとても大事です。
ホウレンソウの役目は、「相手を安心させること」と「自分の状況を整理すること」の2つだと思っています。
話すことで自分自身内省し、その上で相手にそれを伝えることで安心感を与えることが出来るというwin-winな仕組みがこのホウレンソウです。
3.すべてを「マニュアル化」する
ミーティングやホウレンソウもそうですが、決まりのすべてをマニュアル化することで、無駄な業務を省いて働くことができるのではないかと思っています。
ただ、「ホウレンソウを徹底しましょう!」だけでは、どんな場合に報連相をすればいいのかが分からず、相手を不安にさせてしまいます。
ですから、「どんな場合に・誰に(何に)・何を」すればいいのかをテキストでマニュアル化しましょう。
個性の強い人だろうと、マニュアルベースで動くことを基本とすれば、社内全体の意思疎通がとてもしやすくなると思います。
最後に
今日は誰でも知っているようなことを書きました。
しかし、誰でも知っているから普段あまり注目されない…というものは忘れがちではありませんか?
「本来やるべき仕事」ではないことに優秀な人が労力を使って打ち込むのはおかしい話ですよね。
そんな状況を生み出さないためにも、今回ご紹介したこの三箇条をもう一度確認してみてはいかがでしょうか?
あやみん。(@ayami_ii)