頭のいい人ってどんな人?

頭のいい人ってどんな人?

人間は、ある物事をどのようにして学び、自分の知識として身につけると思いますか?
正解は簡単です。「具体から入り抽象を学ぶ」のです。

具体とは

「すずめは空を飛ぶ」
「カラスは空を飛ぶ」
など、ある物事の事象のことを具体といいます。

抽象とは

「鳥は空を飛ぶ」
など、具体物のある1つの特徴(側面)のことを抽象といいます。

具体と抽象

「すずめは空を飛ぶ」という具体であることしか知らなければ「カラスが空を飛ぶ」かどうかは分かりませんが、
「鳥が空を飛ぶ」という抽象を知っていれば「すずめが飛ぶ」ことも「カラスが飛ぶ」ことも分かりますよね。

具体はイメージが湧きやすいため、とても分かりやすいです。
しかし、事物のある一部分の側面のみのことなので、他に応用が利きません。
逆に抽象ならば共通の特徴であるため、応用が効きやすいのです。

しかし、応用が効く抽象だけを学ぼうとすることが正しいという訳ではないのです。
例えば「飛ぶ」ということを知らない子どもに、「鳥は飛びます。だからすずめも飛びます。」と言うより、「あそこにいるすずめは飛んでいますね。だから鳥は飛びます。」と言う方が分かりやすいかと思います。
つまり、具体的な経験や体験があるからこそ、抽象的に物事を考えることができるのです。
また、具体的な事象(例えば外国人と喋ること)への興味から抽象的概念を学ぶ(英語を学習する)という流れが、最も能動的に学びかつ最も吸収しやすいと私は考えています。

頭がいい人ってどんな人?

具体と抽象のバランスを調整できる人」だと私は考えています。
言い換えると、相手の理解度に合わせて具体的な表現をどれくらい交えるかを調節し物事を説明できる人ということです。
その物事についてよく知らない人に抽象的すぎる説明をしても、相手は何を言ってるのか、何を伝えたいのかが分からないですし、
逆に、具体的すぎても物事のある側面しか分からないので理解の範囲が狭く、伝えたかった物事の本質を相手は理解することができないのです。

最後に

今回は「具体と抽象」という少し難しいお題で書いてみました。
正直書くのに苦戦はしましたが、誰かに気づきを与えられたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

あやみん。(@ayami_ii)

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